祖母とレイキとヨガのこと。自分のためは誰かのために、誰かのためは自分のために。

先日、臼井式レイキ伝授講座でした。

受講された方の想いの一つに「おばぁちゃんにレイキを・・」という想いがあり、私も亡き祖母とのことを様々思い出してお話していました。

10年前、私は自分のためにレイキやヨガを学び始めました。

自分のために学んだレイキやヨガは、いつしか自然と家族や他者へと循環するようになりました。

その中で、祖母とレイキ、ヨガのことを綴ってみようと思います。

レイキやヨガが身近な方へどのように巡っていくのか。私の経験が何か参考になればいいなという願いを込めて。

祖母とヨガ

まずは、ヨガのことを綴っていきます。こちらはフィジカルな面が多いですが、肉体、骨、筋肉等はとても大切です。

上の写真はムドラーという手の形を作っている祖母。(この時90歳前後だったと思います)

手先や足先の動きが、体幹や中心部の活性化につながります。高齢の方はまず身体の末端を動かすことは大切で、手先の色々な動きは脳の刺激にも役立ちます。

立てる場合は安全を確保したうえで(壁のすぐ横でや、すぐ後ろに椅子を置いておくなど)、呼吸に合わせて腕を上げて伸びをしたり、上半身をねじる動きをするだけでも、楽になったり肉体は喜びます。

立つことが難しくなってきた時も、息を吸いながら腕を上げて・吐きながら腕を下すなど、座ったまま腕の上げ下げをすることで肩周りの関節の動きが良くなります。

座ったままでも後ろに振り向いて上体をねじったり、首を動かしたりすることも身体にとってはとても良く

足先を伸ばしたり手前に引き寄せたりする足首の動きは、ふくらはぎの筋肉を強くしたり、むくみの軽減になります。

ヨガのポーズを!と捉われすぎず、年齢や身体の状況に合わせて「小さなことでもできることをする」ことが健康と身体を生き生きとさせていくことに繋がります。

マットを引いてヨガをしなくてもできることは沢山あり、このような小さな積み重ねを楽しんでできる中で祖母と行っていました。

祖母の入院とレイキ

ここからはレイキのことを書いていきますね。

祖母が90歳のとき、家の中で転び大腿骨頸部(だいたいこつけいぶ)を骨折しました。

太ももの付け根の骨で、寝たきりになってしまう可能性もある重要な足の関節・骨です。

レイキは遠隔で行えるため、手術中や入院中、病院に行けない時、私にできることをと、遠隔でレイキを送っていました。

また、リハビリ中に遠隔でレイキを送ることもありました。

お見舞いに行った際にリハビリへ付き添い、リハビリルームの前で待っている時にレイキを送っていました。(他の人からしたら、ただ座って待っているように見えるのですが)

上の写真はお見舞いに行った時に、「胃が痛い」と険しい顔をしていた時にお腹に手を当て、レイキを送っていた時のものです。

このまま心地良さそうに眠ってしまいました。とても穏やかな顔でした。

食欲がない時もこのようにレイキをしていると、食欲が出て「何か食べたい」と伝えられることもありました。

そして入院とリハビリののち、祖母はまた歩けるようになって自宅に帰ってきました。

西洋医学による手術や治療、リハビリの技術、栄養や回復が考えられた食事等、それらはとても大切です。

しかし根本にある本人の生命エネルギーや自己治癒力をサポートしたり、安心や穏やかさを伝えられるレイキはとてもありがたく、そして無条件の愛だと思います。

触れ合うこと、温もりを感じ合うこと。レイキヒーリングはその大切さを思い出させてくれています。

看取りとレイキ

骨折の入院から数年後、祖母は心機能の低下のため再び入院し、そして施設へ入所しました。

延命治療はせず、自然の寿命を見守ることに。

この時も私にできることは、少しの面会(コロナ禍だったため)やレイキを送ること。

そして「一日一日を穏やかに過ごせますように」と毎日祈り、光を届けること。

祖母が亡くなった朝、私は自宅で瞑想をしていました。その時、祖母のエネルギーと繋がった感覚があり、不思議な穏やかさを受け取っていました。その後すぐ、母から祖母が亡くなったという連絡を受けました。

施設に着くと、まだ命あるかのように気持ち良さそうに眠っている祖母に会えました。

寂しさはたくさん、でも穏やかな最期を迎えられてよかった・・という思いです。私に命を教えてくれてありがとう。

ハンドヒーリング、レイキがあったから、私と祖母は沢山触れ合うことができたのだと思います。

遠隔ヒーリングで会えない時も繋がり合うことができました。

手の温もりは癒しであり愛です。

自分のために学んだレイキもヨガも、その他のことも、時と共に誰かのためとなっていきました。

逆に誰かのために学んだことが、自分のためになったということも沢山あり、どちらを入り口にしても私たちは円のようにぐるぐると循環し、巡り続けるのだと思います。

細かく話せばもっと色々ありますが、祖母とのことを読んでくださりありがとうございます。

この経験もまた巡っていきますように。

そしてレイキ伝授を受け取ってくださりありがとうございました。

感謝を込めて。

with love and light.
Haruna

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